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新築の購入をするなら予算はいくらくらい?予算を抑えるポイント

新築の購入をするなら予算はいくらくらい?予算を抑えるポイント

新築住宅は、人生で一度あるかないかの一番大きい買い物でもあります。初めて持ち家を購入しようとしている方にとって、新築にかかる費用が分からず足踏みしている方もいるでしょう。

この記事では、新築を購入するのにかかる費用についてご紹介します。また、予算を少しでも安く抑えるために大切なポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
(なお、本記事で紹介している費用はあくまで平均となります)

新築購入時に必要な予算相場

新築を購入する際にかかる費用は、住宅の工事費用だけではありません。他にも付帯工事費用やその他の諸費用を支払う必要があります。住宅の工事費用は、基礎をつくる場合は基礎工事費用がかかり、構造部分や仕上げ工事のトータルの費用がかかります。

また、住宅工事費用は諸経費や付帯工事費を含めた75~80%程度が相場といわれています。3,000万円の購入費用がかかる場合は、およそ2,400万円~2,700万円が住宅本体の工事費用となります。

新築購入予算は、人によっても大きく異なります。また、地域によっても費用は変動します。新築の購入をする際に土地も一緒に購入される方は、地域の土地物価によっても変動するので確認を怠らないようにしましょう。2,000万円で住宅を建築できるところもあれば、5,000万円かかるところも存在します。

このときにかかる新築購入費用は、建材や住宅の設計プランの中で節約することができます。安く作るのであれば、一番安い壁紙や建材を使用することでコストを抑えられます。ただし、一番安い建材は耐用年数が短かったり、コストパフォーマンスに優れなかったりするものが多いです。

平屋と二階建ての予算相場

平屋建てと二階建てでは、かかる費用が異なります。実は二階建てよりも平屋の方が費用は高くなると言われており、その費用は20%~30%も上がります。平屋の方が高くなる理由に、土地単価の関係があります。

住宅の建築費用よりも坪単価が高いことが多く、縦よりも横に広い平屋は、土地を大きく取ってしまうのです。将来歳をとった際に二階建て住まいだと、身体の関係で住みにくくなることもあります。

将来のことを考えるのであれば、バリアフリー建築にも対応できる、平屋の新築住宅についても視野に入れておくと良いでしょう。二階建てよりも高所作業にかかるメンテナンス費用が抑えられ、耐震性も高いので住みやすい住宅といえます。

今後家族と暮らしていく場合は、部屋数を多くできる二階建て住宅だと住みよいです。間取りを取れるため、1人1人のプライバシーも守れる二階建ては、現代における最もメジャーな作りの建物です。

将来的にどのような家が住みやすいのかも視野に入れ、どの形の住宅が適しているのかを見極めましょう。

予算の組み方について

予算の立て方には方程式が用意されており、「総予算=自己資金+無理なく返済していける借入金額」が基本的な考え方となります。建築会社で相談すると、住宅ローンでの購入を提案する会社が大半です。

総借入可能金額が住宅ローンとして考えられていますが、今後の支払計画を立てていくのであれば、返済できる金額であることが望ましいです。住宅購入後も生活するための費用が必要となり、住宅関係以外でも予期せぬトラブルが起こる未来も想像できます。

これらの最悪な状況も踏まえた上で、生活する上で支障が出ない範囲のローンを組むことが一番の得策といえます。将来住み続ける住宅は、リスクありきで建てるべきではありません。日々生活していくうえで、安心して生活できることが大切です。

できるだけ安く抑えるポイント

最初で最後になるかもしれない高い買い物だからこそ、少しでもお得に購入したいものです。そこで、最後にできるだけコストを安く抑えるポイントをご紹介します。

こだわる部分とシンプルにする部分を明確にする

住宅を購入する前に、間取りや住宅のデザインを予め考えましょう。住宅は、シンプルであるほど金額を安く抑えることが可能です。間取りを減らしたり、外観の装飾を極力減らしたりすることによっても金額は安くすることができます。

2階建ての住宅を設計する

上記で解説したように、平屋よりも2階建ての住宅の方が費用が安くなります。シンプルな形状の2階建てであれば、さらに安く建てることが可能です。正方形の住宅であれば、耐震性もアップするのでオススメです。

L字住宅などの凹凸がある家の場合は、角が増えるごとにおよそ10万円~20万円高くなります。材料だけではなく、住宅の形状にも配慮して設計していきましょう。

複数の見積書を作る

住宅を建築する業者は、最初からひとつに絞らずに複数の会社に相談に行きましょう。より良い会社に出会うことで、予算内でさらに良い提案をしてくれることもあります。会社のカタログを取り寄せるなどして、多くの情報を集めることをオススメします。

まとめ

新築を建てる際には、予め予算を決めておくことが大切です。地域によっても費用が異なるため、自分にとって無理のない返済ができる予算で住宅づくりを楽しみましょう。一生に一度あるかないかの買い物だからこそ、難しく考えすぎるのではなく一緒に住む方と楽しんで決めることが住宅づくりのコツです。

「有限会社新和建設」では、住む人がより快適な生活ができるような住宅づくりを行っています。予算内で夢を形にしていくことをコンセプトに、お客様に寄り添った住宅を提案します。まずはお気軽にご相談ください。